のーぶるがす

ゲームブログ。ポケモン・カルドセプト

マルチバトル考察

そもそも、本気で勝とうというつもりでマルチバトルをやっている人は少ないです。シングルバトルの流用や、いわゆるネタポケを使っている人も多いです。ですが、一応は「対戦」ですから、どんなポケモンが強いのかをあらかじめ知っておき、対策を考えておくことには意味があるでしょう。そのため、簡単ですがどんなポケモンが強いのかを自分なりにまとめてみました。

以下、対戦ルールは「フラットルール」、パートナーとの構築およびプレイングの相談はなし、という前提で書いています。
マルチバトルで強いポケモン・パーティを考えるには、通常のダブルバトルと違うところを考えるとわかりやすいです。

  1. 相手のポケモン12匹を考慮した選出をする必要がある
  2. 相手だけでなくパートナーのポケモンも考慮する必要がある
  3. 自分またはパートナーのてもちが先に0になると1vs2となり、極めて不利
  4. 交代は自分のポケモン同士のみ可能

よって、次のようなことが言えます。

  1. どんなポケモンが出てきても腐らない高いスペックを持つポケモン・型であることが望ましい
    • 要するに、○○にピンポイントに刺さる、という性質のポケモンは使いづらい
  2. パートナーに依存しないでスペックを発揮できるポケモンが望ましい
  1. 生き残ることの価値が高いので、耐久値が高いという利点は通常ダブルより恩恵が大きい
  2. 1vs2の状況に持ち込むための集中攻撃がとても強いゲームなので、「まもる」の重要性は高い
  1. 放置されやすいポケモンは強くない(味方への集中攻撃で頭数を減らされることが非常に痛い)
  2. 「縦の相性」を強く意識した構築にする必要がある(シングルバトルのサイクル的な考え方が重要)


これらを踏まえて、通常ダブルでよく見るポケモンについて、マルチバトルでの私なりの評価を考えてみます。

メガガルーラ A

戦える相手は非常に広いので優秀ではあります。縦の補完が難しいのが難点。
グロウパンチ型はどうしても1ターン隙ができ、そこを味方がうまくサポートしてくれるとは限らないので少し使いづらいかもしれません。捨て身や投げのほうが使いやすそう。
集中されやすいポケモンなので、まもるが欲しいです。

ファイアロー C

相手を8割程度削る能力は優れていますが、倒しきれないまま落ちてしまうことが多い上、交代出しが基本的に利かないのがマイナス評価。頭数が減ることは負けに直結します。

・霊獣ランドロス B

いかくは強いです。自分もパートナーも生き残りやすくなるし、タイプが優秀で縦の補完もやりやすい。攻撃力も十分。困ってもいわなだれがあります。
メイン技のじしんがパートナー次第で使いづらいのが難点。

・水ロトム A

メガネなどの強化アイテム持ちが一番強いと思います。壁によるサポートも(効力はパートナーの選出に依存しますが)優秀で、これができるポケモンの中では、ボルトチェンジでエースポケモンに交代しやすいのが高評価です。

ギルガルド B

身代わり残飯が強いし、シャドーボールの一貫性が高く腐りにくいです。耐性も優秀で後投げがしやすいです。
ブレードフォルムで無理に突っ張りたい場面が多く、そこで読み外すとそのまま頭数を減らされることに直結するのが嫌なところです。

メガクチート S

特性のいかく・優秀な耐性で生き残りやすいです。補完もしやすい方。火力は文句なしです。ふいうちで素早い炎タイプにも抵抗できることが、腐らないという点で優れています。

メガリザードンY A

火力は正義。
特性のひでりがパートナーの首を絞める可能性があるのと、交代出しがしにくいことが難点です。不意の岩技で即死するのも怖いです。

ヒードラン A

種族値・耐性が優秀で、縦相性に優れた組み合わせが作りやすいです。弱点であるじしんが通常ダブルより撃たれにくい(パートナーが、じしん読みまもる等をしてくれることを期待しないといけないため)ので単純に倒されにくいのもあります。ねっぷうによる全体攻撃ができる点も○。

バンギラス B

リザードンヒードランに対する強烈なメタになるという点は評価できます。
龍の舞や拘りアイテムがないと、相手の攻撃を受けるだけになって弱いと思います。

クレセリア B

火力は控えめで放置はされやすいが、さまざまなポケモンの安定した交代先になれるという点で優れています。放置されやすいという性質を逆手に取り、「めいそう」などで自身もある程度火力を出せるようにすると良いでしょう。

マリルリ A

優秀な耐性、1発では落ちない耐久、高火力、先制技と便利な要素がたくさん。
極端に不利な相手が少ないのが高評価です。

ニンフィア S

火力は正義。しかも落ちない。つよすぎる
使う場合は、相手の物理技をケアする方法を考えておきましょう。