壁ラティハッサム+ツボラティ その2
種族 | わざ | もちもの | 備考 | |||
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ラティオス | りゅうせいぐん | ひかりのかべ | リフレクター | しんぴのまもり | ひかりのねんど | |
ラティアス | りゅうせいぐん | なりきり | じこさいせい | まもる | ラムのみ | |
カポエラー | インファイト | ストーンエッジ | ふいうち | ねこだまし | かくとうジュエル | いかく |
ハッサム | むしくい | バレットパンチ | つるぎのまい | まもる | いのちのたま | テクニシャン |
ボルトロス霊獣 | かみなり | 10まんボルト | ボルトチェンジ | めざめるパワー飛行 | こだわりメガネ | ちくでん |
ツボツボ | むしのていこう | ガードシェア | パワーシェア | てだすけ | メンタルハーブ | あまのじゃく |
前回の記事(http://d.hatena.ne.jp/hailstone_exe/20121203/p1)のパーティからほんの少しだけ変えた。
はっきり言って安定感はないが、ラティ兄妹を両採用したことによる選出画面でのおしゃれ感が最大の強み。
配分等、参考にさせていただいた記事:
「あもろそ!」さんの壁トリル(http://d.hatena.ne.jp/alto_onppu/20121126/1353956064)
ツボツボ
むしのていこう/ガードシェア/パワーシェア/てだすけ@メンタルハーブ
なまいき
実数値:127-15-282-15-276-9(ACS個体値0)
- 最遅
- AC最低値
- HB振り
ラティアスがエースになるためのサポート役。
こいつ自身にはとくせいの恩恵はないが、ラティアスがあまのじゃくをコピーするのにはうってつけ。
わざに関して。
ラティアスを含めた味方の耐久を強化するためのガードシェアは確定。ラティアスが選出できない時でも、ボルトロスやハッサムの耐久を強化するために選出するという選択肢が一応ある。
さらに相手の火力を削ぐのに有効なパワーシェアを採用。特にトリパ相手ではこいつがほぼ先手を取れるので、パワーシェアとラティオスの張った壁で攻撃を受け流すことができる。
残りの枠にはちょうはつを受けてもサポートができてタスキ潰しにも使えるむしのていこう、次のターンで落とされるというときにも最後のサポートができるてだすけを採用。
もちものはメンタルハーブ一択。オボンやたべのこしで耐久を上げてもこいつ自身はあまりやることはないので、アンコールやちょうはつに対する耐性を確保するほうが遥かに重要だと考えている。
配分に関して。
ガードシェア後のとくぼう実数値を上げるためにBD全振りすることも考えられる。とくぼうに252振った場合、シェア後のとくぼう実数値はとくぼうに4しか振らない場合と比べて17上がるが、元々シェア後の実数値はかなり高くなるので17上がったところで大して耐久が上がるわけではないので、ツボツボ本体の耐久を大きく上げてサポートをしやすくする方が有用だと判断し、元々低い値になっているHPに振ることにした。
ラティオス
りゅうせいぐん/リフレクター/ひかりのかべ/しんぴのまもり@ひかりのねんど
おくびょう
実数値:181-*-101-156-131-178
壁を張って後ろのラティアスやハッサム、ボルトロスにつないでいくのが役目。
わざに関して。
攻撃技として威力が高く相手のドラゴンを1発で倒せるりゅうせいぐん、そもそもの採用理由であるリフレクターとひかりのかべまでは確定。残りの1枠として、ツボツボは催眠にとても弱くラティアスに毒や麻痺を入れられるのも怖いので、キノガッサに先手を取れて技スペが余っていたラティオスにしんぴのまもりを持たせた。壁ターンを浪費せずに後ろに繋ぐためのおきみやげも候補になるだろう。
やはりCSラティオスの高い火力のイメージが強いのか、相手がちょうはつを撃ってきたり攻撃せず放置してくることは少なく、確実に壁を張りながら退場しやすかった。すばやさが高いので、こいつを最後まで残して削れたポケモンにとどめを刺すために使うこともできる。
もちものは壁ターンを8ターンに伸ばせるひかりのねんど。強化アイテムなしりゅうせいぐんは確かに威力はそこまで高くないが、後ろが軒並み高い火力を出せるのでそれらの圏内に入れるのには十分であるし、ハッサムやボルトロスが終盤まで優位に相手と打ち合うことができるという利点の方が大きいだろう。ただ霊獣ランドロスなどを1発で倒せるドラゴンジュエルも悪くない。
ラティアス
おくびょう
実数値:187-*-111-130-150-178(ガードシェア後の実数値:187-*-196-130-213-178)
このパーティのエースその1。
ガードシェアと壁のサポートを頼りに、なりきりであまのじゃくをコピーしてりゅうせいぐんを連打する。あまのじゃくをコピーすると、こごえるかぜやエレキネットなどすばやさランクを下げる技が効かなくなるのも地味に強い。
でんじは、いばる、どくどく、キノコのほうしなどの状態異常を非常に受けやすいので、1回は回復できるラムを持たせた。この場合ツボツボなしではほぼ完全に腐ってしまうが、対キングドラなどを見るための駒として単体で選出できるようになるハバンも候補に入る。
わざは攻撃技と積み技を兼ねたりゅうせいぐん、コンボの要であるなりきりは確定。あとは居座るのが目的なので回復ソースとしてじこさいせいが入る。最後の枠は、コンボを決めた後はとても集中攻撃を受けやすいのでそれをすかせるまもるを入れた。りゅうせいぐんのPP切れを考慮してりゅうのはどうでもいいかもしれないが、今まで8回も撃ったことはない。とはいえプレッシャー持ちには要注意。
ちなみにとくこうが2段階上昇した状態のりゅうせいぐんは、C182ラティオスのこだわりメガネりゅうせいぐんより少しだけ低い程度の火力。この状態ならてだすけを絡めればほとんどのポケモンを倒せ、さらにとくこうを上げていくことができる。(4段階上昇した状態では、てだすけを合わせたC182メガネりゅうせいぐん並の火力が出る)
ガードシェアを決めたあとでも、弱点攻撃2発(シャンデラのシャドーボール、ウルガモスのむしのさざめき、バンギラスのかみくだく など)や強化アイテムありのりゅうせいぐんは流石に耐えきれないので、こいつの弱点をついてくるポケモンは早めに倒してしまいたい。ただし壁が残っていれば強引に殴り勝つこともできるし、あまのじゃくをコピーできていればかみくだく、シャドーボール、むしのさざめき等の追加効果でBD上昇を引き2発耐えできることもある。
一見メタグロスに弱そうだが、コンボが決まればじこさいせいで回復が追いつく上にりゅうせいぐんを何回も撃たせてくれるのでむしろ有利になる。
連発するだけにりゅうせいぐん外しや急所被弾が負けに直結しやすいのが難点。
ハッサム
むしくい/バレットパンチ/つるぎのまい/まもる@いのちのたま
ゆうかん
実数値:169-200-122-*-107-63(ガードシェア後の実数値:169-200-202-*-191-63)
- 最遅
- HP実数値10n-1(いのちのたまの反動ダメージ最小)
- A2段階UPむしくいで187-151メタグロスを 10/16 で1発
- A2段階UPバレットパンチで155-101ラティオスを確定1発
- C138クレセリアのめざめるパワー炎確定耐え
壁を頼りにつるぎのまいを積み全抜きを狙う第ニのエース。ラティアスと同時選出することもある。りゅうせいぐんが通りにくいバンギラスやメタグロスを起点にしたり、霰パーティなどに対しても選出する。ツボツボやラティアスをこだわりトリックで妨害してくる可能性があるラティオス、クレセリア、メタグロス等を起点にできるということもあり相性が良い。
わざは定番のむしくい、バレットパンチ、まもるに加え、全抜きを狙うための積み技としてつるぎのまいを入れた。決まれば相当の制圧力を持つようになり、壁があれば炎技を受けないかぎり倒れにくいのでとても頼りになる。
すばやさはできれば上げたいポケモンだが、S113バンギラスなどを抜けるまですばやさに振ると耐久火力ともに壁込みでも怪しくなるので、思い切って最遅にして努力値を火力と耐久にすべて割いた。これにより多くのポケモンをつるぎのまいの起点にして倒せるようになり、相手の最遅メタグロスやニョロトノに対して相手が張ったトリックルーム下で先手を取ることができる。ただやはり遅いことで中速のズルズキンなどに抜かれて困る場面もあるのですばやさラインに関してはまだまだ考える余地があるだろう。
もちものは積みなしでもトリトドンを7割削るほどの高い火力を出せ、積めればバレットパンチだけでもかなりのポケモンを倒せるようになるいのちのたまを採用。ハッサムを選出した場合はボルトロスを一緒に出すことが多く、その場合重くなる相手のラティオスをつるぎのまい→バレットパンチで倒せるようになる。めざめるパワー炎クレセリアやほのおのパンチバンギラスに対する安定性を考えてオッカのみでもよいだろう。
カポエラー
インファイト/ストーンエッジ/ふいうち/ねこだまし@かくとうジュエル
しんちょう
実数値:157-133-115-*-144-103
コンボパーティの定番サポート役。今回はねこだましで壁ラティオスのサポートをしたり、エースポケモンの物理耐久をいかくで補うのが主な役目。どうしようもないほど一貫している岩の一貫性を抑えるためにもいれざるを得なかった。
ツボラティ・ハッサムではほとんどどうしようもないバンギラスやヒードランを倒せたり、ストーンエッジやふいうちでウルガモスシャンデラを強引に突破できる可能性があるのも大きい。使用者数が多くこのパーティの天敵であるウルガモスを倒せるストーンエッジは必須レベル。
もちものはバンギラスを1発で倒せ、交代されても大ダメージを入れられるかくとうジュエル。
後ろに繋ぐことを重視するならだっしゅつボタンもありかもしれない。
配分は使い回し個体なのであまりきちんと詰めていないが、炎ポケモンを倒しに行くという役目があるので、とくぼうが高めのものを使ったほうがよいだろう。
霊獣ボルトロス
かみなり/10まんボルト/ボルトチェンジ/めざめるパワー飛行@こだわりメガネ
ひかえめ
実数値:175-*-98-187-113-138(めざ飛行個体)
(ガードシェア後の実数値:175-*-190-187-194-138)
- HP実数値16n-1
- C161キングドラのいのちのたまりゅうせいぐんを確定耐え(壁込みでてだすけ+いのちのたまりゅうせいぐん耐え)
- A172マニューラのれいとうパンチを 15/16 で耐え
- 10まんボルトでH151-D115キングドラを 2/16 で倒せる
- めざめるパワー飛行でH157-D143カポエラーを 15/16 で倒せる
- ひかえめS252振りキングドラ抜き(最速キノガッサ+4)
壁ハッサム選出をした時に辛くなる相手の化身ボルトロス、サンダー、ギャラドス、ブルンゲル、ウルガモス、相手のハッサム、格闘などの処理を担う。いかりのこなやこのゆびとまれでガードシェアの妨害をしようと選出してきた相手のトゲキッスやモロバレルを処理できるのも強み。
サポートなしだと等倍技で押されがちなポケモンだが、壁によって耐久を補うと一貫性の高い高打点技を連発できて非常に強い。雨パに対しても壁込みならキングドラと殴り合えたりする。
また初手ツボツボ+ボルトロスとし、ボルトチェンジによって安全にラティアスを後ろから出しながらガードシェアを通すことができたりとなかなか便利。カポエラーと一緒に初手で出しても強い。
わざはメインウエポンの10まんボルト、後発を安全に場に出しつつダメージを与えられるボルトチェンジ、格闘ポケモンやウルガモス、モロバレルなどを倒すためのめざめるパワー飛行は確定で、最後の1枠には壁があれば雨状態のキングドラにタイマンで勝てるようにするためにかみなりを入れた(10まんボルトでは低乱数でしか倒せないため)。ナットレイやバンギラスが辛いのも事実なので、くさむすび、きあいだまも候補だが、今回はハッサム・ラティアスどちらの選出をしても重たくなってしまうキングドラの対策を重視することにした。
配分は最速キノガッサ抜き・いのちのたまキングドラのりゅうせいぐん耐え・めざ飛行の火力を確保して、できるだけBやCを上げるように配分。壁があるおかげで雨を見るためのとくぼうラインを比較的下げることができる。
もちものはめざめるパワーの火力を格闘ポケモンがほぼ倒れるぐらいまで上げることができ、こだわりアイテムと相性のいいボルトチェンジや元々一貫性が高い10まんボルトの火力を底上げできるこだわりメガネを採用。