ランターン
基本スペック
種族値 | 125-58-58-76-76-67:460 |
タイプ | でんき・みず |
とくせい | ちくでん または ちょすい(夢) |
主なわざ | ハイドロポンプ・なみのり・ねっとう かみなり・10まんボルト・ほうでん れいとうビーム・ふぶき でんじは こごえるかぜ たくわえる ふいうち など |
メタ
第4世代では、
弱点である地面タイプや草タイプに関しても、
など、当時のメジャーポケモンではランターンは倒しにくく厄介なポケモンだった。
したがって、活躍の機会は非常に多かった。
しかし、第5世代ダブルバトルでは、
つまり、第5世代ではランターンの弱点そのものが致命的になってきていると言えるだろう。
比較
ただ、ランターンの使用率が極めて低くなってしまった最大の原因はおそらくウォッシュロトムの存在だろう。
種族値 | 125-58-58-76-76-67:460 |
タイプ | でんき・みず |
とくせい | ちくでん または ちょすい(夢) |
種族値 | 50-65-107-105-107-86:520 |
タイプ | でんき・みず |
とくせい | ふゆう |
ランターンと同タイプのウォッシュロトムは、ランターンと異なり、
- 地面タイプに対してほとんど一方的に強い
- すばやさに振ればシャンデラやヒードラン・ギャラドスなどに先制できる
- 「じしん」無効のため、クレセリアと組んでいることの多い「じしん」持ちメタグロスには非常に強い
- 手軽に採用できる
といった理由で採用率は非常に高い。
これと同じような理由でランターンを使おうとしても、
- 上述した、ウォッシュロトムで見られる範囲の一部しか見られない場合が多い
- ロトムより優位に立っているといえる対サンダー・ボルトロス性能があまり役に立たない
- 電気タイプがほぼサンダー一択だった時代と違いサンダーが数を減らしているし、ボルトロスも少なめ
- 前述したようにランターンの地面弱点そのものが致命的
といった理由でウォッシュロトムの劣化になってしまいがち。
また、その採用率の高さから、
ウォッシュロトムを倒す手段を確保しておくことは大変重要視されている。
ゆえに、ウォッシュロトムと同じく草・ドラゴンに弱いという特徴を持つランターンも、
ウォッシュロトムのついでに対策されてしまっていることが多い。
おそらく以上のような理由で、ランターンは極めて特殊な構築を除きほぼ絶滅してしまった。
(4世代でもそんなに多いというわけではなかったが)
採用理由
以上で述べてきたように、ランターンを第5世代ダブルで使うのには壁が多くかなり難しい。
しかしながら、ウォッシュロトムにはない利点もいくつかある。
- とくせい「ちくでん」「ちょすい」
- 特性発動手段さえ用意すれば、弱点の少なさと耐久を活かし、最終的にこいつで詰ませるという勝ち筋が作れる(かも)
- 耐久を底上げする手段として「たくわえる」もある。
- ただし、火力が低いので有利な相手でも急所などで押し負ける可能性はありそう。
- ウォッシュロトムより高い耐久種族値
もしランターンを採用したいのであれば、これらを活かせるような構築にすべきだというのは言うまでもないだろう。
実際の構築案は次回以降の記事で書くことにしたい。けど書かないかもしれない。