のーぶるがす

ゲームブログ。ポケモン・カルドセプト

初心者のためのカルドセプトリボルト講座(の紹介)

ニンテンドーeショップの「新春初売りセール」(2017年1月1日〜10日まで)で、カルドセプトリボルトのダウンロード版が30%引きで購入可能になり、さらに体験版が無料で配信されることになった。
この機会にカルドセプトリボルトを購入した初心者の方向けに、解説記事を書いてみたい。
とはいえ、同じような趣旨の記事・動画は無数にあるので、その中でも特に有益だと思ったものをまずはいくつか挙げていく。

ただし、以下に挙げるものを見るよりも先に、クエストモード「目覚め」をプレイし、基本的なルールを理解することをまずはおすすめする。

はるちはのカルドセプトリボルト初心者講座

土地の連鎖の重要性について丁寧に説明されている動画シリーズ。通行料頼みではなく自力で上がりきるための方法について。
ストーリー攻略から対人戦まで必須の知識。前編・後編とも役に立つのでぜひ見よう。
また、少し難しいが同じ作者様の「土地売りテクニック編」も慣れてくれば必見。魔力枯渇をそのまま勝ち筋に変えることができる。

クレセント・クローゼット 【はじめての「カルドセプトリボルト」講座】

http://www.crescent-closet.com/archive/category/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88%E8%AC%9B%E5%BA%A7

ツキマジロさん執筆の解説シリーズ。基本的なプレイング解説からカード各論まで。
内容は充実しているが文章が少し長いのと、ゲーム序盤では手に入らないカードについての解説もあるので、先に上に挙げた動画シリーズを見、クエストモードを少し進めてからこちらに進むと理解しやすいだろう。
ただし、「レベルアップは「こまめに」ではなく「一気に」行おう」の記事だけは先に読んでおくといいかもしれない。↓
http://www.crescent-closet.com/entry/2016/08/20/%E3%80%90%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88%E3%80%8D%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E3%80%91%E3%83%AC

リボルト版 GP稼ぎ 16bits式

http://blog.culdcept.net/kokkyu/201607142209

少し趣旨が異なるが、ストーリークリア後に対人戦に必要なカードを集めきるための方法。
2月ごろまでインターネット接続プレゼントとしてGpが大量に配布されるので、手動で稼ぐ必要性は薄いかもしれないが、早く集めたいときは参考になる。


ここからはプレイング論を簡単に。

手札があふれたときに捨てるカードの選択

上級者でも悩むポイントなので一概には言えないが、次の指針を守れば概ね間違いはないはず。

  • 空き地が多い序盤は、土地を取るための「領地制限なし」クリーチャーをキープ。当面必要がないスペルや、侵略用アイテムは捨てる
  • 土地が埋まってきた後半以降は、高額地を避けるためのホーリーワード系・マジカルリープなどの足スペルや、自分の高額地防衛のためのアイテムをキープ。侵略力が弱いクリーチャーは捨てる

ストーリー攻略に役立つブック改造例

※テストプレイはしていないのであくまで参考例として見てください

最終的にブックの属性は1つに絞ったほうが戦いやすい。
風以外ならどれでもおすすめできるが、ストーリー中の同盟戦の存在を考えると複数属性のブックを持っておくと楽だろう。

火属性

クリーチャー:21枚
ガスクラウド 4
キメラ 2
キングバラン 3
グラディエーター 2
ケットシー 2
バーナックル 3
ファイアービーク 1
ムシュフシュ 1
レッドオーガ 2

アイテム:9枚
アーメット 2
イーグルレイピア 1
カタパルト 2
プラックソード 1
マグマシールド 1
ワンダーチャーム 2

スペル:21枚
シャッター 2
ドレインマジック 2
ファイアーシフト 3
ホープ 4
ホーリーワード6 4
ホーリーワード8 2
マジックシェルター 2
マナ 2

レア度が高いカードの採用枚数を抑え、「闇に潜むもの」クリアまでに出現するカードのみで構築したブックサンプル。これでストーリー最後まで通用するレベル(だと思う)。
連鎖を組んで守りきって勝つスタンダードな形。

ガスクラウドケットシーや、MHP50以上のクリーチャーのレベルを上げ、マジックシェルターまでかければスペル対策も万全で盤石(ただし防御型扱いになるので、バタリングラムには注意)。
キングバラン+プラックソードでST150が出るので、相手にアイテムがなければ拠点侵略も可能。
ガスクラウドはコストが安く拠点もこなせる頼りになるカードだが、防具を使用できない。そこで防衛アイテムとして道具カテゴリのアーメット・武器カテゴリのカタパルトを採用している。また巻物には弱い(スパークボール・シャドウブレイズ等)ので、見かけたらシャッターで破壊するか、アーメットを手放さないように立ち回る。

水属性

クリーチャー:21枚
G・ノーチラス 3
アクアホーン 2
イエティ 2
カイザーペンギン 2
キングトータス 2
スキュラ 2
ゼラチンウォール 2
ブルーオーガ 2
ミストウイング 4

アイテム:8枚
ストームシールド 1
ゼラチンアーマー 2
ダイヤアーマー 1
ドリルランス 1
プラックソード 1
ワンダーチャーム 2

スペル:21枚
ウォーターシフト 3
シャッター 2
ドレインマジック 2
ホープ 4
ホーリーワード6 4
ホーリーワード8 2
マジックシェルター 2
マナ 2

火属性と同様。アクアホーン+プラックソードでST135。
ストーリーではCPUとタッグを組んで戦う同盟戦があり、そこでは味方と属性を合わせたほうがクリアが楽になるので、いくつかの属性でブックを持っておくといいだろう。
また、某火属性セプターを相手にするときは火属性に強いイエティ・ミストウイング擁する水ブックを使うと楽。

地属性

クリーチャー:21枚
ウッドフォーク 3
グリーンオーガ 2
グレートタスカー 4
スクワリン 2
ストーンウォール 2
ドリアード 2
ブロンティーデス 1
マミー 2
ロックトロル 3

アイテム:9枚
アーメット 2
カタパルト 1
ダイヤアーマー 1
プラックソード 2
マグマシールド 1
ワンダーチャーム 2

スペル:20枚
アースシフト 2
シャッター 2
ドレインマジック 2
ホープ 4
ホーリーワード6 4
ホーリーワード8 2
マジックシェルター 2
マナ 2

援護で土地取り争いに強い地属性。
最高打点はグレートタスカー+プラックソードのST150。
ストーンウォールは防具を使えないので、レベルを上げたときはアーメットとワンダーチャームで守る。

風属性

ストーリー終盤まで強力なカードが出現しないため、正直ストーリークリア用にはおすすめしにくい。
素直に他の属性を使おう。



初期ブックから自分のカード資産と相談して適当に入れ替え、上記の形を目指していくと良い。
クリーチャー構成もあくまで一例なので、もっといいカードが手に入ればそれを採用してOK。
クリーチャーの絶対数が少ない序盤は初期ブック通り2属性+無属性でよいが、カードが揃ってきたらいずれか1属性(+無属性)に絞ると連鎖が組みやすく強いブックになる。

いいカードが手に入ったら、初期ブックから優先的に外すべきはスタチュー・ファイター等の無属性クリーチャー、フロギストン・フェニックス・ミノタウロス等の低ステータスクリーチャー、チェインメイル・ロングソード等の低スペックアイテム、マジックボルト等のダメージスペル。

優先して入れるべきはホープ等のドロースペル、高額地を避けたり属性一致土地を取りに行くホーリーワード系・ファイアーシフト等の地形変化スペル。
枚数が足りない場合も別のスペルで代用可(ポイズンマインド等のドロー効果つきスペル、シャッター、ホーリーワード3、マナ、ドレインマジックあたりを増やすと良い)。
ドローカードがたりない場合は、クリーチャーやアイテム枚数を初期ブックから減らさないほうがいい。

レア度が高いファイアービーク・ムシュフシュ・マジカルリープ等は無理に入れなくていいが、強力なカードなので運良く手に入ればぜひ採用したい。
もちろん他にも強力なカードはたくさんあるので、自分でいろいろと試してみるのも良いだろう。
ただし、「強力だがコストが高いカード」を大量に採用するのは事故のもとになり、かつ目標達成までに手数が多くかかるのでおすすめしない。特にカードを捨てて召喚するタイプのクリーチャーは、慣れるまでは採用枚数を抑えたほうがいいだろう。